三角比を使って解いてはみましたが,これでは全然,面白くない!
ということで,初等編!
2つの直角三角形ABEとBCFが合同なので,求める面積は,三角形ABGの面積と等しいです.
鋭角の1つが15°で斜辺の長さが6の直角三角形です.
これを2つくっつけると・・・
つまり,BGを2倍に延長してHを作ると,三角形ABHは頂角が30°の二等辺三角形で,等辺は6です.
HからABに垂線を引くと,その長さは3(1:2:√3から)です.
これで面積が分かります.
△ABH=6×3÷2=9
∴ 9÷2=4.5
が四角形CFGEの面積です!
さて,オマケ.
∠HAD=60°であることから,何が分かるでしょう?
AH=AD=6
なので,三角形ADHが正三角形であることが分かります!
そして,HはBFの中点です.
正方形の中に,辺を共有する正三角形を描くと,正方形の残りの2頂点と正三角形の頂点をつなぐと,15°,15°,150°の二等辺三角形ができるのですね!
なかなか面白い図形でした.
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