2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧
実数xについて [1]x^2=1を解くと,x=1とx=-1 [2]x≧-1とx≦1を満たす条件は-1≦x≦1 [1]は,解の集合{-1,1}において,「要素は1と-1である」と言っています.解xについて x=-1 または x=-1が成り立つということです. [2]は,「x≧-1の範囲」と「x≦…
※本稿は,高校数学における空集合の扱いについて考察するものです. 公理的集合論については,考えません! n(A∪B)=n(A)+n(B)-n(A∩B)が常に意味をなすためには,要素の個数が0である集合が必要になる.そうして定義された空集合は,あらゆる集合の…
日本数学検定協会さまからお声かけいただき,7/11(日)のオンライン講演会で話者をさせてもらうことになりました. www.su-gaku.net さて,素人なのに思い切って書いた「統計」の本. この本の存在も,今回のキッカケになりました. 僕のような「数学好…
なかなか素敵なグラフが描けました. 1つの式なのに2つに分岐して,それぞれが反比例のグラフ上にあります. 詳細は後ほど. その前に簡単に基本の確認から. まず,ガウス記号[ ] 実数xに対して, [x]=(x以下の最大の整数) と定め,xの整数部分と呼びま…
漸近線とは? Wikipediaには 解析幾何学において、平面曲線の漸近線(ぜんきんせん、英: asymptote)とは、十分遠くで曲線との距離が 0 に近づき、かつ曲線と接しない直線のことである。通常の定義では、漸近線は曲線と無限回交わってもよい。 漸近線は存在…