Xのロゴっぽいものを表す方程式.
(もう少し縦長の方がそれっぽいか・・・)
|7𝑦+8𝑥|+|9𝑦+8𝑥|-16=0 …①
と
(𝑦-𝑥)²+(|2|𝑥|-1|+|2|𝑥|-16|-15)²=0 …②
の和集合.
①が平行四辺形部分.
②は線分のところで,2乗の和が0という式だから,
𝑦-𝑥=0 …③
と
|2|𝑥|-1|+|2|𝑥|-16|-15=0 …④
の共通部分.
④は,
1/2≦|𝑥|≦8
を表す.なぜなら,|2|𝑥|-1|+|2|𝑥|-16|が
・|𝑥|<1/2のとき -(2|𝑥|-1)-(2|𝑥|-16)=17-4|𝑥|>15
・1/2≦|𝑥|≦8のとき (2|𝑥|-1)-(2|𝑥|-16)=15
・|𝑥|>8のとき (2|𝑥|-1)+(2|𝑥|-16)=4|𝑥|-17>15
となるから.
③と④の共通部分である②は,
𝑦=𝑥(1/2≦|𝑥|≦8)
で,2つの線分の和集合.
①は?
|7𝑦+8𝑥|+|9𝑦+8𝑥|-16=0 …①
7𝑦+8𝑥と9𝑦+8𝑥の符号により,次の4つのいずれかになる.
1)(7𝑦+8𝑥)+(9𝑦+8𝑥)-16=0 ∴𝑥+𝑦=1
2)(7𝑦+8𝑥)-(9𝑦+8𝑥)-16=0 ∴𝑦=-8
3)-(7𝑦+8𝑥)+(9𝑦+8𝑥)-16=0 ∴𝑦=8
4)-(7𝑦+8𝑥)-(9𝑦+8𝑥)-16=0 ∴𝑥+𝑦=-1
これらが平行四辺形の4辺に対応している!
4頂点が(-9,8),(-7,8),(7,-8),(9,-8)
①は正方形の方程式|𝑥|+|𝑦|=1の応用です.
②の1/2≦|𝑥|≦8は,𝑦=𝑥と𝑥+𝑦=1,𝑥+𝑦=-1の交点(1/2,1/2),(-1/2,-1/2)が範囲の端になるように設定しています.