y=x^2(x≧0)を表すのに,
1)「0以上」が定義域・値域になる√を利用して
x=√y
2)「0以上」だけで成り立つ|x|=xを利用して
|y-x^2|+||x|-x|=0
を紹介しました。.
2)では,| |≧0だから,
y-x^2=0 かつ |x|-x=0
つまり
y=x^2 かつ |x|=x
としています.
さらに,|x|=xとなる条件が「x≧0」であることを利用して
y=x^2 かつ x≧0
と書き表したのです!カッコイイ!
このように,式の意味に不等式が含まれるようなものがあります!
平方根 √ や絶対値 | | 以外には・・・
y=x^2(x>0)を表すのには,対数 log を使いました!
log_2 x
とあれば,x>0が前提になるのですね!
だから,
log_2 y=2log_2 x
は,x>0 かつ y>0 が前提で,
log_2 y=log_2 (x^2)
からy=x^2(x>0)を表せているのです.
実は,もう1つ,式だけで条件を課すことができるものがあります.
それは・・・
分数
です!
y=x^2(x>0)は
y=x^2(x≧0) かつ x≠0
と考えることができます!
● / x
という形があれば,自動的に「x≠0」が課されるので,上の1)を応用したら
1=(√y) / x
で表せるし,2)を応用すると
|y-x^2|+||x|/x-1|=0
などで表せますね!
こういう工夫は楽しい!
変な問題をたくさん集めた問題集.
まともな勉強に飽きた人にはオススメです.
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